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PTOT国家試験

第56回理学療法士国家試験PM専門問題・解説|問11-15

2023年10月15日

第56回理学療法士・作業療法士国家試験

目次

PR

11.60 歳の男性。2型糖尿病。身長170cm、体重90 kg。心肺運動負荷試験を行ったところ最高酸素摂取量が2,625 mL/分であり、この 60 % 相当の運動強度を処方された。METs で適切なのはどれか。

  1. 8METs
  2. 7METs
  3. 6METs
  4. 5METs
  5. 4METs

PR

12.運動失調が認められる患者に対し、体幹回旋筋の同時収縮による座位姿勢安定性向上を目的として、図に示す運動を行った。この運動はどれか。

  1. コントラクト・リラックス<contract-relax>
  2. スローリバーサル
  3. ホールド・リラックス
  4. リズミック・スタビリゼーション
  5. リピーテッドコントラクション<repeated contraction>

13.70 歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅における ADL は、FIM による評価で、2項目(歩行・車椅子および階段)は T 字杖を使用しての自立していた。コミュニケーション(理解、表出)や社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)は問題ない。FIM の点数はどれか。

  1. 100
  2. 112
  3. 120
  4. 124
  5. 126

PR

14.87 歳の女性。転倒して左股関節痛を訴え、入院となった。受傷後2日目に後方侵入法で手術を受けた。術後のエックス線写真を下に示す。正しいのはどれか。

  1. 臥床時には股関節を内転位に保つ。
  2. 靴下の着脱は股関節外旋位で行う。
  3. 術後1週から大¿四頭筋セッティングを開始する。
  4. 術後2週から中殿筋の筋力トレーニングを開始する。
  5. 術後3か月は免荷とする。

PR

15.32 歳の男性。筋強直性ジストロフィー。手指を強く握ると筋強直のために開くのに時間がかかる。側頭部と頰部の筋萎縮と閉口障害を認める。筋力は MMT で頸部2、肩関節周囲2、肘関節周囲2、手指3、股関節周囲2、膝関節周囲2、足関節周囲1で、立位になればかろうじて短距離歩行可能である。労作時に動悸や呼吸苦の自覚はなく、SpO2 の低下を認めない。正しいのはどれか。

  1. ROM 運動は筋強直に抵抗して行う。
  2. 食事は咀嚼回数を減らす形態にする。
  3. 等尺性収縮による筋力増強は行わない。
  4. アンビューバックを活用した呼吸練習を行う。
  5. 下肢装着型の補助ロボット導入は有効でない。

この記事は厚生労働省HP第56回理学療法士国家試験、第56回作業療法士国家試験の問題および正答についてから引用しています。

第56回理学療法士・作業療法士国家試験

共通AM 共通PM 理学AM 理学PM
51-55 51-55 01-05 01-05
56-60 56-60 06-10 06-10
61-65 61-65 11-16 11-15
66-70 66-70 17-20 16-20
71-75 71-75 21-25 21-25
76-80 76-80 26-30 26-30
81-85 81-85 31-35 31-35
86-90 86-90 36-40 36-40
91-95 91-95 41-45 41-45
96-100 96-100 46-50 46-50

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