*本記事は広告を含んでいます。

PTOT国家試験

第58回理学療法士国家試験AM専門問題・解説|問11-15

2023年10月14日

第58回理学療法士・作業療法士国家試験

目次

PR

11.頸髄損傷者の起き上がり動作を図に示す。 Zancolli の四肢麻痺上肢機能分類における最も上位の機能残存レベルはどれか。

  1. C5A
  2. C5B
  3. C6A
  4. C6BⅡ
  5. C7A

PR

12.5 歳 6 か月の男児。脳性麻痺。歩行補助具を用いず屋外歩行が可能であるが、階段昇降時は手すりを必要とする。GMFCS のレベルはどれか。

  1. I

13.80 歳の男性。両膝痛のため、自宅内で自走用標準型車椅子を使用することとなったが、廊下幅が狭く、方向転換ができないと相談があった。現在使用している車椅子で 180 度方向転換が可能となる最小の廊下幅は何 cm か。ただし、使用する車椅子は全幅 70 cm、全長 120 cm とする。

  1. 90
  2. 120
  3. 140
  4. 180
  5. 200

PR

14.42 歳の女性。 3 か月前に手足がしびれるようになり、 1 か月前から手足の脱力を自覚した。神経内科を受診し慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチーと診断され、ステロイド療法が開始された。筋電図検査所見として正しいのはどれか。

  1. 誘発筋電図で伝導速度が低下する。
  2. 誘発筋電図で F 波の潜時が短縮する
  3. 針筋電図で低振幅・短持続電位波形が出現する。
  4. 誘発筋電図の反復刺激試験で waning(M 波の振幅が漸減)を認める。
  5. 誘発筋電図の反復刺激試験で waxing(M 波の振幅が漸増)を認める。

PR

15. 67 歳の男性。Parkinson 病。発症後 5 年経過。Hoehn & Yahr の重症度分類ステージⅢ。四肢に中等度の筋強剛を認めるが、筋力や関節可動域に明らかな問題はない。歩行場面では、開始後しばらくして小刻み歩行で小走りとなり、会話しながらだとそれが顕著となる。腰掛けるために椅子に近づくと、すくみ足がみられる。 この患者の歩行障害への対応で適切なのはどれか。

  1. 狭い場所を歩く。
  2. 直線上を継ぎ足で歩く。
  3. 長下肢装具を用いて歩く。
  4. 認知課題を追加しながら歩く。
  5. リズミカルな繰り返しの聴覚刺激を用いて歩く。

この記事は厚生労働省HP第58回理学療法士国家試験、第58回作業療法士国家試験の問題および正答についてから引用しています。

第58回理学療法士・作業療法士国家試験

共通AM 共通PM 理学AM 理学PM
51-55 51-55 01-05 01-05
56-60 56-60 06-10 06-10
61-65 61-65 11-15 11-15
66-70 66-70 16-20 16-20
71-75 71-75 21-25 21-25
76-80 76-80 26-30 26-30
81-85 81-85 31-35 31-35
86-90 86-90 36-40 36-40
91-95 91-95 41-45 41-45
96-100 96-100 46-50 46-50

スポンサーリンク

-PTOT国家試験