第58回理学療法士・作業療法士国家試験AM共通問題・解説｜問96-100

正答：(すべて正しいため解答無しです)

1. 依存性パーソナリティ障害は従属的で他人にしがみつき、面倒を見てもらいたい欲求がつよくなってしまう障害です。アルコール依存症のリスクも高くなりうるということで厚労省は正しいとしています。
2. アルコール依存症はアルコールなしでは生活できなくなってしまう状態です。アルコール耐性が強くなっています。
3. アルコール依存症患者で断酒後も依存状態になる患者は多いです。
4. 正しい。
5. アルコールに強い人ほどアルコール依存症になりやすいといわれています。遺伝的影響はあるとされています。

正答：1

1. 緊張型：興奮と昏迷を繰り返す。20歳前後に発症で予後は良いです。
2. 残遺型：統合失調症の初期段階を過ぎているが、まだ症状が残っている状態です。
3. 単純型：自発性低下、自閉、場違いな言動などが特徴です。20歳前後で発症。
4. 破瓜型：意欲低下などが特徴。10歳前後で発症。予後不良です。
5. 妄想型：妄想、幻覚が主な症状です。30歳前後で発症。

正答：4

欠伸発作は脳全体が興奮する全般発作の一つです。

1. 心因性ではありません。
2. 女児に多いです。
3. 発作後に必ずしも入眠するわけではありません。
4. 正しい。
5. 周囲の人に気づかれないことが多いです。

正答：4

健康関連QOLの測定といえばSF－36です。SF－36は幅広く使用されます。

1. BPRSは簡易精神症状評価尺度です。
2. NEO-PI-Rは人格を評価する尺度です。
3. Roland-Morris Disability Questionnaireは腰椎疾患の評価尺度の一つです。
4. 正しい。
5. SFSは社会機能評価尺度です

正答：2

1. 薬物療法は第一選択の治療です。
2. 強迫性障に対して暴露反応妨害法は薬物療法とともに用いられます。
3. させられ体験は統合失調症の症状です。
4. うつ病を合併することは多いです。
5. 患者は脅迫行為をしていると理解している場合が多いです。わかっていてもやめられないのです。