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PTOT国家試験

第58回理学療法士国家試験PM専門問題・解説|問16-20

2023年10月12日

第58回理学療法士・作業療法士国家試験

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16.18 歳の男子。野球肘の診断で理学療法を行うこととなった。 上肢の関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。 2 つ選べ。

  1. 肩屈曲・伸展ー前腕回外位
  2. 肩外旋・内旋ー前腕回内位
  3. 肘屈曲・伸展ー前腕回外位
  4. 前腕回内・回外ー肘 90 度屈曲位
  5. 手屈曲・伸展ー前腕回内位

PR

17.44 歳の女性。 3 年前に全身型重症筋無力症と診断され、拡大胸腺摘出術を受けた。現在ステロイド内服治療を継続し、定期的に γ グロブリン大量静注療法を受けている。この患者の理学療法で正しいのはどれか。

  1. 血清 CK 値を指標に運動量を調整する。
  2. 筋力増強には過用に注意し漸増負荷で実施する。
  3. 筋緊張亢進に対してボツリヌス毒素療法を考慮する。
  4. クリーゼのときには閉塞性換気障害を念頭に入れる。
  5. 体温上昇で神経症状が増悪するため環境温に注意する。

18.46 歳の男性。右中葉肺がん。入院して化学療法と放射線療法を行い、来月に胸腔鏡下肺部分切除術を予定している。 6 分間歩行距離は 560 m で、経皮的動脈血酸素飽和度は 95 % 以上に保たれ、ADL は全て自立している。正しいのはどれか。

  1. 術前から咳嗽練習を行う。
  2. 術前から上部胸式呼吸の練習を行う。
  3. 術前はベッド上の安静に努める。
  4. 術後 1 週はベッド上での体位排痰法を中心に行う。
  5. 術後 3 か月は修正 Borg 指数で 2 程度の運動療法を行う。

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19.16 歳の女子。バスケットボールの試合中に受傷した。同日病院を受診し、左足関節外側靱帯損傷と診断され、理学療法を行う方針となった。急性期の対応で正しいのはどれか。

  1. 受傷日から患部の安静目的に固定を行う。
  2. 受傷日から積極的に患側足関節の可動域練習を行う。
  3. 受傷日から炎症を抑えるために入浴など血液循環を促す。
  4. 受傷翌日から試合に参加できるよう鎮痛薬を飲むように勧める。
  5. 受傷から 3 日間は常に氷水で冷やし続ける。

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20.85 歳の女性。右大腿骨頸部骨折のため入院し、人工骨頭置換術を行った。医師の診療録には、術後の経過は順調であるが、重度の右耳難聴と中等度の認知症があるとの記載があった。臨床実習での情報収集の方法として誤っているのはどれか。

  1. 情報収集は一方的に行う。
  2. 患者の左側から声をかける。
  3. 患者への質問事項は紙に書く。
  4. 家屋状況は同居家族からも聴取する。
  5. 生年月日は患者本人と診療録の両方で確認する。

この記事は厚生労働省HP第58回理学療法士国家試験、第58回作業療法士国家試験の問題および正答についてから引用しています。

第58回理学療法士・作業療法士国家試験

共通AM 共通PM 理学AM 理学PM
51-55 51-55 01-05 01-05
56-60 56-60 06-10 06-10
61-65 61-65 11-15 11-15
66-70 66-70 16-20 16-20
71-75 71-75 21-25 21-25
76-80 76-80 26-30 26-30
81-85 81-85 31-35 31-35
86-90 86-90 36-40 36-40
91-95 91-95 41-45 41-45
96-100 96-100 46-50 46-50

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