小児科学②脳性麻痺｜PT専門分野別過去問題

正答：3

陽性徴候とは健常者には見られない症状のことで、陰性症状は健常者が持っている能力が失われることである。

3. 共同運動は陽性徴候である。

正答：4

1. 四肢の筋緊張は低下し、座位1分程しか保持できないほど体幹が弱い。歩行器はまだ早いと思われる、
2. 1と同様に立位もまだ保持できないと思われるので靴型装具も適さない。
3. 2歳3カ月であり、電動車いすの操作はまだできない。
4. 正しい。座位時間の延長をする目的で座位保持装置は適当だと思われる。
5. アテトーゼの不随意運動もあることから普通型車いすの操作は難しいと思われる。

正答：1

1. 装具療法は変形の矯正や痛みの軽減などを目的として行うもので、低緊張児への優先度は低い。
2. 保護者などに運動発達指導を行うことで、ポジショニング等を継続することができ、運動発達を促進を図れる。
3. 低緊張児は呼吸管理が必要なことがあるが、呼吸理学療法を行うことで呼吸機能の維持向上を図れる。
4. 低緊張児は不良姿勢になりやすいため、ポジショニングは必要である。
5. 保護者への育児指導は低緊張児を自宅退院させるためには必須である。