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PTOT国家試験 第59回

第59回理学療法士国家試験PM専門問題・解説|問11-15

2024年9月5日

第59回理学療法士・作業療法士国家試験

目次

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11.68歳の女性。外出中、前方に転倒して受傷し、骨折に対して手術療法が行われた。術後のエックス線写真を下に示す。手術後の理学療法で正しいのはどれか。

  1. 骨癒合が得られてから荷重を開始する。
  2. 術直後から膝関節可動域練習を開始する。
  3. ズボンを履く際は患側下肢から行うよう指導する。
  4. 両松葉杖で階段を降りる際は健側下肢から降ろす。
  5. 大腿四頭筋の筋力増強練習は等張性運動から開始する。

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12.58歳の男性。半年前から両手の筋萎縮に気付き、最近しゃべりにくさを自覚するようになった。体重は半年で70kgから60kgに減少。MMTは両上肢の近位筋が2、遠位筋が4、両下肢が4。四肢の腱反射は亢進。舌の萎縮が認められるが明らかな嚥下障害はない。肺機能検査で%肺活量は95%。動脈血ガス分析はPaO2:90Torr、PaCO2:40Torrであった。現時点で最も適切な対応はどれか。

  1. BFOの導入
  2. 胃瘻造設術の施行
  3. 気管切開術の施行
  4. 電動車椅子の導入
  5. 在宅酸素療法の導入

13.20歳の男性。脊髄損傷。プッシュアップ動作を図に示す。この動作が獲得可能な最も高位の機能残存レベルはどれか。

  1. C4
  2. C5
  3. C6
  4. C7
  5. C8

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14.42歳の男性。2週前に感冒症状が出現。3日前から両下肢のしびれと脱力を自覚し、症状が進行したため精査入院。握力は両側5kg未満。MMTは上肢3、下肢2。四肢の深部腱反射は消失し病的反射は認めない。表在感覚は両側下腿以下で重度に低下し異常感覚を伴う。神経伝導検査で両側正中神経および両側腓骨神経の活動電位の振幅の著明な減少を認める。最も考えられるのはどれか。

  1. 髄膜炎
  2. 多発性筋炎
  3. 多発性硬化症
  4. 筋萎縮性側索硬化症
  5. Guillain-Barré症候群

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15.5歳の女児。脳性麻痺による痙直型両麻痺。屋内での主な移動は車椅子で、監視下でPCW〈postural control walker〉を用いた歩行練習をしている。この児に対する動作指導で最も適切なのはどれか。

  1. 割座保持
  2. 補助具なしでの歩行
  3. 立位保持装置での立位
  4. バニーホッピングでの移動
  5. 膝立ち位でのキャッチボール

この記事は厚生労働省HP第58回理学療法士国家試験、第59回作業療法士国家試験の問題および正答についてから引用しています。

第59回理学療法士・作業療法士国家試験

共通AM 共通PM 理学AM 理学PM
51-55 51-55 01-05 01-05
56-60 56-60 06-10 06-10
61-65 61-65 11-15 11-15
66-70 66-70 16-20 16-20
71-75 71-75 21-25 21-25
76-80 76-80 26-30 26-30
81-85 81-85 31-35 31-35
86-90 86-90 36-40 36-40
91-95 91-95 41-45 41-45
96-100 96-100 46-50 46-50

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