第58回理学療法士・作業療法士国家試験AM共通問題・解説｜問86-90

正答：3,4（答えが2つあるため不適切問題）

1. 探索反射：頬や唇を触れると口で吸い付こうとする反射です。
2. Galant反射：背の外側を触れると、側屈する反射です。
3. 正しい。一側下肢を伸展させ、その下肢の足底を刺激すると反対側の下肢が屈曲し、その後検者の手を払いのけるように伸展する反射です。
4. 正しい。
5. 対称性緊張性頸反射（頸部伸展）は頭部を屈曲させると上肢屈曲、下肢伸展し、頭部を伸展させると上肢が屈曲、下肢が伸展する反射です。頭部の条件が書かれていないため×なのかもしれません。

正答：3

1. リンパ浮腫で腹水は起きません。
2. リンパ浮腫では利尿薬は使用しません。
3. リンパ浮腫により皮膚にできた傷から細菌が侵入し蜂窩織炎になりやすくなる。
4. リンパ浮腫が進行すると皮膚硬化が起こることはありますが、初期からは生じません。
5. 肺血栓塞栓症は深部静脈血栓症によるものです。

正答：3,5

1. 男児に多いです。
2. 外傷が原因とはなりません。
3. 正しい。
4. 小児期に多いです。
5. 正しい。

正答：4

Colles骨折は高齢者が転倒した際に手を地面について起きる橈骨遠位の骨折です。

1. 高齢者に多いです。
2. 橈骨遠位端の骨折です。
3. 背側に転位します。
4. 正しい。
5. Garden分類は大腿骨頸部骨折に用いられる分類です。

正答：5

1. 単純CTでの高吸収域：発症6時間以降低吸収域として描出されます。
2. 単純CTでの低吸収域：発症6時間以降低吸収域として描出されます。
3. MRIのT１強調像画像は脳梗塞はわかりません。
4. MRIT2強調像では発症6時間以降で高信号域となる。
5. 発症後2時間ではMRIの拡散強調画像を使用します。