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第58回PT専門PM

第58回理学療法士国家試験PM専門問題・解説|問06-10

2023年10月12日

第58回理学療法士・作業療法士国家試験

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06.次の文により、 6 、 7 の問いに答えよ。

 75 歳の男性。一人暮らし。歩行時のふらつきを主訴に来院した。以前から食事が不規則で、 5 日前から食事を摂らなくなった。上肢に明らかな異常はないが、下肢筋力は MMT4レベルで、下肢遠位優位のしびれ感がある。膝蓋腱反射は亢進しているが、アキレス腱反射は低下し、Babinski 反射は陽性だった。眼振は認めない。血清ビタミン B12の低下を認めた。重心動揺検査結果を下に示す。

6. 可能性が高い疾患はどれか。

  1. 皮膚筋炎
  2. Shy-Drager 症候群
  3. 筋萎縮性側索硬化症
  4. ポストポリオ症候群
  5. 亜急性連合性脊髄変性症

07.この患者の左右へのバランス障害に対する踵の補正で適切なのはどれか。

  1. SACH ヒール
  2. Thomas ヒール
  3. 外側フレアヒール
  4. 逆 Thomas ヒール
  5. 内側ウェッジヒール

小脳性・脊髄性疾患に関する過去問はこちら

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08.6 歳の女児。公園で転倒し、骨折の診断で同日緊急手術を受けた。術後のエックス線写真を下に示す。術後の患側上肢の理学療法で正しいのはどれか。

  1. 術後 1 週で筋力増強運動を開始する。
  2. 肘関節の運動は自動より他動を優先する。
  3. 術後 2 週で肩関節の可動域練習を開始する。
  4. 仮骨形成してから肘関節の可動域練習を開始する。
  5. 術後翌日に急激な痛みがあっても手指運動を行う。

上肢の整形外科疾患の過去問はこちら

09.図のような所見において考えられるのはどれか。

  1. 仙腸関節機能不全
  2. 右股関節脱臼
  3. 右膝蓋骨脱臼
  4. 右半月板損傷
  5. 右後十字靱帯損傷

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10.67 歳の男性。両下肢に脊髄後索性運動失調がみられる。座位で図のように床に記された複数の足形に対し、目で確認しながら自身の足を移動するよう指示した。この運動はどれか。

  1. Böhler 体操
  2. Buerger-Allen 体操
  3. Frenkel 体操
  4. McKenzie 体操
  5. Williams 体操

小脳性・脊髄性疾患に関する過去問はこちら

この記事は厚生労働省HP第58回理学療法士国家試験、第58回作業療法士国家試験の問題および正答についてから引用しています。

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