第58回理学療法士国家試験AM専門問題・解説｜問36-40

正答：4

米国リウマチ学会が1987年に発表した分類基準には「朝のこわばり」がありますが、2010年の新分類基準には「朝のこわばり」は含まれません。

正答：4

1. Jerk テストは肩関節の後方不安定性を評価するテストです。
2. kempテストは腰椎部疾患の評価です。
3. McMurrayテストは半月板損傷に対するテストです。
4. 正しい。
5. Thomsenテストは上腕骨外側上顆炎に対するテストです。

正答：4

1. a
2. 等尺性運動は筋の長さが変わらない運動です。関節運動は伴いません。
3. 等張性運動は筋張力が一定の運動です。関節角度によって筋張力は変化するので負荷量は変化しますが、速度調節はしません。
4. 正しい。
5. 閉鎖性連鎖運動の説明である。

正答：2

1. 運動強度を上げても、酸素摂取量も増加するので経皮的動脈血酸素飽和度が低下することはありません。
2. 運動強度を上げると、血管拡張が起こります。よって末梢血管抵抗は低下します。
3. 収縮期血圧は心拍出量×末梢血管抵抗で表します。末梢血管抵抗は低下しますが、心拍出量が大きく増加しいますので、収縮期血圧は増加します。
4. 増加します。
5. 上昇します。

正答：1,5

1. 正しい。肥厚性瘢痕・ケロイド形成予防目的で圧迫両方は行われる。
2. 寒冷療法は急性期療法では有効だが、慢性期では行われない。
3. 神経筋電気刺激療法は拘縮改善に行われない。
4. コックアップスプリントは橈骨神経麻痺の下垂手に用いられる。
5. 正しい。瘢痕拘縮に対して手指屈曲の関節可動域練習は行われる。