第53回理学療法士・作業療法士国家試験AM共通問題・解説｜問61-65

正答：2

正答：2

1. 伸張反射は侵害受容反射ではない。侵害受容反射とは侵害刺激（痛みなど）を感じたときに起こる反射のことである。
2. 正しい。伸張反射は単シナプス反射である。
3. 求心性線維はIa群線維、遠心性はα群線維である。
4. 遠心性線維はα運動線維である。
5. 筋紡錘内の錘内筋線維を支配するのはγ運動線維である。

正答：3

1. 運動単位は遠心性線維で構成されます。
2. 1つの筋は多数の運動線維からなるため、複数の運動単位で構成されている。
3. 正しい。神経支配比は1つの運動ニューロンが支配する筋線維の数のこと。神経支配比が小さいということは、「1つのニューロンが支配している筋線維の数は少ない」ので、微細な運動ができる。
4. 運動単位は運動ニューロンが小さいものから順に動員されていく。このことをサイズの原理という。
5. 伸張反射では弱い刺激で活動を開始するのは遅筋である。

正答：4

1. 間違い。好酸球はアレルギー反応に関わる。
2. 間違い。好中球は体内に侵入した細菌を貪食する。
3. 間違い。好塩基球はアレルギー反応に関わる。
4. 正しい。形質細胞はB細胞から分化したもので、抗体を産生します。
5. マクロファージは細菌、病原体や、体内で不要になったものを貪食します。

正答：3

1. 胆汁は脂肪の吸収を促進する。
2. 胆汁に消化酵素は含まれない
3. 正しい。
4. 胆汁酸塩の大部分は小腸で再吸収される
5. 胆汁は肝臓で合成される。