精神医学②統合失調症｜PTOT共通分野別問題

正答：1

1. 緊張型：興奮と昏迷を繰り返す。20歳前後に発症で予後は良いです。
2. 残遺型：統合失調症の初期段階を過ぎているが、まだ症状が残っている状態です。
3. 単純型：自発性低下、自閉、場違いな言動などが特徴です。20歳前後で発症。
4. 破瓜型：意欲低下などが特徴。10歳前後で発症。予後不良です。
5. 妄想型：妄想、幻覚が主な症状です。30歳前後で発症。

第58回共通AM96-100問はこちら

正答：1,2

1. 正しい。
2. 正しい。
3. 幻覚は統合失調症の陽性症状です
4. 妄想は統合失調症の陽性症状です
5. 連合弛緩は統合失調症の陽性症状です。

正答：4

健康関連QOLの測定といえばSF－36です。SF－36は幅広く使用されます。

1. BPRSは簡易精神症状評価尺度です。
2. NEO-PI-Rは人格を評価する尺度です。
3. Roland-Morris Disability Questionnaireは腰椎疾患の評価尺度の一つです。
4. 正しい。
5. SFSは社会機能評価尺度です

第58回共通AM96-100問はこちら

正答：2

1. 急性発症は比較的予後はいいです
2. 正しい。
3. 男性の方が予後が悪いです
4. 男性の方が多いですが2倍ほど多くありません
5. 発症から治療開始までの期間が長いほど予後は悪いです

第59回共通AM96-100問はこちら

正答：4

ここで、「壁を凝視したまま動かない。両上肢を挙上させるとそのままの姿勢をとり続けた」とあるので、これはカタレプシーである。

1. アカシジアは下肢がムズムズしてしまい、じっとしてられない。
2. 悪性症候群は高熱や、発汗、血圧上昇、筋強直などが起こり、重篤な症状を生じる。
3. 急性ジストニアは錐体路症状の一つであり、筋緊張の異常亢進による体幹・頸部の捻転、胸郭の傾斜、肘関節過伸展、手指の過屈曲、眼球の上転、舌の突出、などがみられる。
4. 正しい。緊張病症候群は興奮、昏迷、カタレプシー、などを呈する。
5. 薬剤性パーキソニズムは抗精神病薬などによってパーキンソン病様症状が生じる。