解剖学②中枢神経(脊髄)｜PTOT共通分野別問題

正答：5

選択肢の中で外側皮質脊髄路のみが下降神経路です。

正答：5

温痛覚は感覚神経→脊髄後角→対側の前角→外側脊髄視床路→視床→後脚→大脳皮質体性感覚野と伝導する

1. 圧覚は脊髄で交叉するため左上肢の圧覚は右前索を通る
2. 位置覚は延髄で交叉する。右脊髄後索の障害は右の位置覚を障害する。
3. 脊髄後索の障害は同側の位置覚、振動覚を障害する。
4. 左の振動覚は左脊髄後索を通る。
5. 正しい。温痛覚は脊髄で交叉し、対側の外側脊髄視床路を通って上行する。

正答：3

1. 触覚の伝導路は延髄で交叉する毛帯交叉の経路と脊髄で交叉する前脊髄視床路がある。中脳では交叉しない
2. 圧覚は前脊髄視床路を通る。
3. 正しい。温痛覚の線維は脊髄節で交叉する。
4. 感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節にある。
5. 痛覚の伝導路は脊髄後角で二次ニューロンになる。

正答：2

1. 脳梁は左右の大脳半球を連絡する。
2. 錐体路は大脳脚を通る。
3. 上小脳脚は小脳からの遠心性線維で構成されている。また、前脊髄視床路から小脳前葉の求心性線維としても構成される。
4. 中小脳脚は大脳新皮質の感覚野・運動野からの下行路が橋核を介して小脳へ入力線維で構成される。
5. 下小脳脚は後脊髄小脳路が通る。

正答：2

1. 正しい。大脳の運動皮質から錐体路が始まる。
2. 錐体外路は大脳基底核を通る。
3. 正しい。錐体路は大脳脚を通る。
4. 正しい。錐体路は延髄を通る。温痛覚は脊髄レベルで交叉する。
5. 正しい。錐体路は脊髄の前角でシナプスを形成する。

正答：2

1. 薄束は脊髄後索にある。後索は上行路である。
2. 正しい。錐体は延髄にあり、下行性の神経線維である。
3. 楔状束は脊髄後索にある。後索は上行路である。
4. 内側毛帯は
5. 触圧覚や深部感覚の伝導路で内側毛帯を通る。
6. 聴覚の伝導路として外側毛帯を通る。

正答：5

1. 大脳脚は錐体路が通る。
2. 内側毛帯は深部感覚、識別性触圧覚を伝える線維が通る。
3. 上小脳脚は小脳の伝導路である。
4. 中小脳脚は最大の小脳脚で大脳新皮質の感覚野・運動野からの下行路が橋核を介して小脳へ入力する線維が大半を占めている。
5. 正しい。後脊髄小脳路は深部感覚を伝える上行伝導路である。一次ニューロンは脊髄後角基部の胸髄核においてシナプスを形成する。二次ニューロンは同側の側索後外側を上行し、下小脳脚を介して小脳虫部にに投射する。

正答：4

1. 薄束は深部感覚や触覚に関する神経路である。
2. 楔状束は深部感覚や触覚に関する神経路である。
3. 赤核脊髄路は運動系の神経路である。
4. 正しい。外側脊髄視床路は痛覚の脊髄神経路である。温痛覚を伝える上行性の伝導路である。
5. 外側皮質脊髄路は運動系の神経路である。

正答：5

1. 脊髄小脳路は深部感覚など小脳系の伝導路である。
2. 皮質脊髄路は錐体路と呼ばれ、運動系の伝導路である。
3. 前脊髄視床路は触覚の伝導路である。
4. 網様体脊髄視床路主に運動と姿勢の制御に関与する。
5. 正しい。外側脊髄視床路は温痛覚の伝導路である

正答：3,4

1. 脊髄には頸膨大部と腰膨大部の２つあります。
2. 脊髄では中心部が灰白質、周辺が白質。前角は中心部のため、灰白質です。
3. 正しい。
4. 正しい。
5. 脊髄円錐の下橋はL1レベルです。

第58回共通PM51-55問はこちら

正答：5

５．すべての感覚神経（体性感覚）の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在する。

正答：1

1. 正しい。
2. 灰白質の説明である。白質は有髄神経線維
3. 運動神経があるのは前角
4. 深部感覚は後索を上行する。
5. 温痛覚は側索を上行する

正答：5

1. 延髄には温痛覚の二次ニューロンの細胞体がある
2. 視床には体性感覚神経の三次ニューロンの細胞体がある
3. 脊髄後角には体性感覚神経の二次ニューロンの細胞体がある
4. 大脳皮質には温痛覚、振動覚、位置覚が入力される
5. 正しい。脊髄後根神経節に体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体がある。

中枢神経（脳）に関する練習問題はこちら

正答：4

1. 小脳は運動学習に関与する
2. 内包は錐体路である
3. 大脳脚は錐体路である
4. 正しい。
5. 中心前回は錐体路である。

正答：2

1. 成人の脊髄の下端は第1腰椎～第2腰椎のあたりである
2. 正しい。後根は後根神経節をつくる。感覚情報を中枢神経へ伝達する
3. 終糸は脊髄円錐と尾骨後面をつなぐ
4. 脊髄では中心管の周囲に灰白質が存在する
5. 脊髄円錐は脊髄下端の部位である。

正答：3

脊髄の最下端は第1～2腰椎であり、それより下は馬尾神経である。