内科学④循環器疾患｜PTOT共通分野別問題

正答：4

肺塞栓症の原因となるのは深部静脈血栓症です。

1. 脱水により血液の流れが悪くなり、深部静脈血栓症になりやすくなります。
2. 肺塞栓症になると、PaO₂が低下するI型呼吸不全を呈します。
3. 深部静脈血栓症を呈すると、Dダイマーが上昇します。
4. 深部静脈血栓症は下肢での静脈で発症します。下肢の不動によるものが多いので下肢の術後のほうが多いです。
5. 正しい。

第58回共通AM91-95問はこちら

正答：5

1. リハ中止基準です。
2. 脈拍140/分はリハ中止基準です。
3. 熱発しているので、積極的なリハは行いません。
4. 収縮期血圧70mmHg以下なので積極的なリハはしません。
5. 経皮的酸素飽和度90％を切ると積極的なリハは行いませんが、94％は行ってもよいでしょう。

第58回共通AM81-85問はこちら

正答：5

ワルファリンは血液凝固薬です。

ビタミンKはワルファリンの血液凝固作用を阻害するようにはたらきます。

第58回共通AM81-85問はこちら

正答：5

1. ビタミンAは視覚に関与する。
2. ビタミンCはホルモン合成や薬物代謝に関わる。
3. ビタミンDはカルシウムとリンの吸収を促進する。
4. ビタミンEは体内の抗酸化作用に働く。
5. ワルファリンはビタミンKと競合し、ビタミンK依存性の凝固因子をの合成を阻害する。

正答：5

1. 心電図を用い追っててST上昇の有無を診る
2. 心エコーを用いて心臓の動き、血液の流れ等を確認する
3. 冠動脈CTによって心臓に血液が十分に送られているかどうかを確認する
4. カテーテルによって冠動脈に造影剤を入れてX線撮影をする
5. 心筋梗塞が起きた部位が壊死していないかどうかを確認する検査であり、もっとも優先度は低い。

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正答：5

1. 心房細動に有効である。交感神経を抑制して、心拍数を減少させる。
2. 心房細動に有効である。心房細動では心房内に血栓が生じやすい。
3. 心房細動に有効である。
4. 心房細動に有効である。
5. ニトログリセリンは狭心症などに使われる。血管を拡張する。

正答：4

1. 三尖弁狭窄症の患者数は全国に約500人程である。
2. わが国先天性心疾患のなかで３番目に多いです。
3. 肺動脈狭窄症は心臓の先天性疾患の8～10％である。
4. 正しい。わが国の先天性心疾患の中で最も多い。
5. 心室中隔欠損症よりは少ない。

正答：1

1. 正しい。心音Ⅰ音は僧帽弁が閉鎖する音です
2. 間違い。心音Ⅱ音は大動脈弁、肺動脈弁が閉鎖する音です。
3. 間違い。P波は洞房結節で発生した電気刺激が心房に伝わり興奮する時期
4. 間違い。QRS波は心室に電気刺激が伝わり、心筋が収縮する時期
5. 間違い。T波は電気刺激が途絶えて心臓が弛緩する時期（再分極）

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正答：5

1. バージャー病と喫煙は密接に関係しているといわれています。
2. 妊娠中はホルモンバランスの変化によって、下肢静脈の弁がうまく機能しなくなり、下肢静脈瘤がしょうじることがあります。
3. 解離性大動脈瘤の原因はアテローム硬化である。
4. 長期臥床により、深部静脈血栓症が生じます。
5. 結節性多発動脈炎と糖尿病は直接的な関連因子はありません。

正答：4

4.三尖弁閉鎖不全はリウマチ熱、先天性心疾患、感染性内膜炎などによって起こります。

正答：1

1. 正しい。感染性心内膜炎は脳塞栓症などの塞栓症を発症しやすい。
2. 間違い。心囊液貯留は心タンポナーデの原因となる。
3. 間違い。下肢静脈血栓症は、長期臥床や、血液が凝固しやすい場合に起こりやすい。
4. 間違い。僧帽弁狭窄症はリウマチ熱が原因となることが多かったですが、近年では、硬化性病変が原因となることが多くなってきている。
5. 間違い。血管内容量の減少が原因で発症することが多い。

正答：5

1. 横隔膜は吸気に働くので吸気で活動電位が生じる。
2. 迷走神経（副交感神経）が亢進すると気管支は収縮するため、気道抵抗は上昇する。
3. 肺コンプライアンスが増加すると肺はやわらかくなるので機能的残気量は増加します。
4. pHが減少すると酸素がヘモグロビンから解離しやすくなる。
5. 正しい。