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16.60歳の女性。脊髄小脳変性症。四肢体幹の運動失調で座位保持が困難であったが、2週間の座位保持練習を行い、端座位は上肢で支持しなくても保持できるようになった。今後行うバランス能力改善の運動療法として最も適切なのはどれか。
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17.55 歳の女性。8年前に多発性硬化症と診断され、再発や寛解を繰り返し、2回の入院歴がある。現在は症状が落ち着いており、訪問理学療法で屋外歩行練習が実施されている。その際、理学療法士は運動強度を軽度から中等度とし、かつ、外気温の高い時間帯を避けて実施するなどに留意している。この理由として関係するのはどれか。
- Barré 徴候
- Horner 徴候
- Lhermitte 徴候
- Tinel 徴候
- Uhthoff 徴候
18.32 歳の女性。2週前に上気道炎を発症し、5日前から四肢末端の異常感覚を自覚した。その後、徐々に四肢の脱力を認めた。Guillain-Barré 症候群と診断され、直ちに γ-グロブリン大量静注療法を開始した。入院時の四肢筋力は MMT で段階4であったが、入院2日後には顔面筋麻痺と構音・嚥下障害が出現し、翌日には痰が多く呼吸困難が出現したため、気管挿管され人工呼吸器管理となった。四肢筋力は近位筋で段階1、その他は段階2~3に低下している。現時点で優先される治療はどれか。
- 機能的電気刺激
- 筋力増強運動
- 座位練習
- 自発呼吸練習
- 排痰練習
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19.8歳の女児。顕在性二分脊椎。Sharrard の分類はⅣ群である。歩行練習の実施方法で適切なのはどれか。
- 靴型装具を使用する。
- 長下肢装具を使用する。
- 短下肢装具とロフストランド杖を併用する。
- 長下肢装具とロフストランド杖を併用する。
- 骨盤帯付き長下肢装具と PCW<postural control walker>を併用する。
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20.85 歳の女性。自宅仏壇のろうそくの火が右袖に引火し、右前腕から前胸部および顔面にⅢ度5% とⅡ度 15%の熱傷および気道熱傷を受傷した。受傷翌日に前胸部から右前腕前面にかけて植皮術を実施した。術後早期から開始する理学療法として正しいのはどれか。
- squeezing による排痰を実施する。
- 前腕は最大回内位に保持する。
- 肩関節は外転位に保持する。
- 筋力増強運動は禁止する。
- 起立歩行は禁止する。
この記事は厚生労働省HP第55回理学療法士国家試験、第55回作業療法士国家試験の問題および正答についてから引用しています。
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共通AM | 共通PM | 理学AM | 理学PM |
51-55 | 51-55 | 01-05 | 01-05 |
56-60 | 56-60 | 06-10 | 06-10 |
61-65 | 61-65 | 11-15 | 11-15 |
66-70 | 66-70 | 16-20 | 16-20 |
71-75 | 71-75 | 21-25 | 21-25 |
76-80 | 76-80 | 26-30 | 26-30 |
81-85 | 81-85 | 31-35 | 31-35 |
86-90 | 86-90 | 36-40 | 36-40 |
91-95 | 91-95 | 41-45 | 41-45 |
96-100 | 96-100 | 46-50 | 46-50 |