整形外科学⑧その他｜PTOT共通分野別問題

正答：3

1. 女性の方が多いです。
2. 遺伝の影響はあるといわれています
3. 正しい。
4. 圧迫骨折のほうが多い。
5. 日本の患者は1000万人～1500万人いるといわれています

第59回共通AM86-90問はこちら

正答：2，3

1. 間違い。女性に多い。閉経後に起こりやすい。
2. 正しい。海綿骨の減少を伴う。
3. 正しい。喫煙は危険因子の一つである。
4. 間違い。
5. 好発部位は椎体骨折である。

正答：2

1. 正しい。長期の臥床は骨吸収が促進され、骨量が減少する。
2. ビタミンA は皮膚などを健康に保ち、抵抗力を高める役割があり、骨粗鬆症とは関連しづらい。
3. 正しい。エストロゲンは破骨細胞と骨芽細胞に関与している。
4. 正しい。原発性副甲状腺機能亢進症は骨吸収を促進する
5. 正しい。ステロイドの副作用で骨粗鬆症がある。

正答：3

1. 間違い。アキレス腱を断裂していると、足関節底屈できない。
2. 間違い。30代に多い。
3. 正しい。高齢者は日常生活での受傷が多い。若年層はスポーツ中などに多い。
4. 術直後は完全免荷とする場合が多い。
5. 間違い。

正答：3

1. 正しい
2. 正しい
3. 間違い。熱傷では水分不足になりやすいため、大量に輸液しなければならない。
4. 正しい
5. 正しい

正答：4

✅ 正しい選択肢

Ⅱ度20%の熱傷には初期輸液が行われる。

• 成人では熱傷面積が15〜20%以上になると、血漿の喪失や循環血液量の減少をきたすため、**早期の輸液療法（初期輸液）**が必要です。
• **パークリンド法（Parkland formula）**などを使って、輸液量を計算します。

❌ 他の選択肢とその誤り

正答：5

目的：
股関節の**屈曲拘縮（contracture）**の有無を評価する検査です。
✅ 検査方法：
1. そのとき反対側の下肢が床から浮き上がった場合、その側の股関節に屈曲拘縮があると判断。
2. 被検者を仰臥位（仰向け）にする。
3. 一側の股関節・膝関節を最大屈曲させて胸に近づける。

1. 対象は股関節脱臼・脚長差。仰臥位で膝を屈曲させ、高さの違いを見る
2. 対象は半月板損傷。
   膝関節を屈曲・回旋しながら伸展してクリック音などを確認
3. 対象は股関節・仙腸関節の障害。股関節を外転・外旋させて痛みの有無をみる
4. 対象はアキレス腱断裂。腓腹筋を圧迫して足関節底屈が起こるか確認
5. 正しい。

正答：5

✅ 正しい知識まとめ：

❌ 誤っている選択肢：

「学童期の野球選手の有病率は20～30%である。」

• → 実際の有病率は 約1～2％前後 とされています。
• 20～30%という数値は非常に高すぎであり、誤った記述です。
• 参考：日本整形外科学会やスポーツ医学関連研究の報告では、有病率は2%未満が多く示されます。