臨床神経医学①高次脳機能障害｜PTOT共通分野別問題

正答：5

1. 歩行失行は中心前回と中心後回の間で生じる。
2. 視覚失認は後頭葉の障害である。
3. Anton病は後頭葉の障害である。
4. Parkinson症状は大脳基底核の障害である。
5. 正しい。Gerstmann症候群は頭頂葉の角回の障害である。

正答：2

Gerstmann症候群は①手指失認②失算③失書④左右失認などがある。

2. 正しい。

正答：1

1. 正しい。Broca失語は非流暢で言語理解は軽度障害がある。
2. Wernicke失語は言語理解不良だが流暢である。
3. 健忘失語は呼称・語想起のみの障害である。
4. 超皮質性運動失語は発話が不良である。発話・言語理解は良好
5. 伝導失語は復唱に障害がある。

正答：3

1. Broca領域は言語を司る領域である。
2. 右小脳を障害すると、右（同側）の運動失調が起こりやすい。
3. 正しい。
4. 左半側空間無視は右大脳半球での受傷により呈することが多い。
5. 感覚性失語は側頭葉のウェルニッケ領域で呈することが多い。

正答：4

1. 運動失語は前頭葉のBroca野の障害で生じやすい。
2. 着衣失行は右半球の損傷で生じやすい。
3. 相貌失認は頭頂葉～側頭葉の障害で生じやすいと言われている。
4. 正しい。全般性注意障害は外傷性脳損傷後に最も発生しやすい。
5. 左半側空間無視は右半球の損傷で生じる。

正答：3

1. 観念失行の検査である。
2. 観念失行の検査である。
3. 失認・失語の検査である。
4. 観念運動失行の検査である。
5. 観念運動失行の検査である。

正答：3

1. 見当識障害の検査である。
2. 手指失認の検査である。
3. 正しい。観念運動失行の検査である。
4. 観念失行の検査である。
5. 金次期奥野検査である。

正答：4

1. 海馬は記憶に関与する。
2. 角回は読み書きや計算に関与する。
3. 乳頭体は記憶や情動に関与する。
4. 正しい。紡錘状回は相貌失認に関与する。
5. 前庭基底核は記憶、人格形成などに関与する。

正答：3

1. 作話は周囲の情報から嘘の話ををつくりだすことである。
2. 失認は対象のものを認知できないことをいう。
3. 正しい。前向性健忘は新しいことが覚えられない症状である。
4. 逆向健忘は脳損傷より前の出来事を思い出せないことである。
5. 時間や場所を正しく理解できないことである。