内科疾患⑦呼吸機能評価｜PT専門分野別過去問題

正答：2

1. 間質性肺炎では痰は少ない
2. 正しい。間質性肺炎では拘束性換気障害が生じるので呼吸訓練器具を用いた吸気筋、呼気筋トレーニングを行う。
3. 呼吸器疾患患者では体幹筋や上肢筋の筋力増強運動を行うことが多い。
4. 間質性肺疾患患者は神経筋電気刺激は禁忌ではないので実施することも多い。
5. SPO2は90％以上を目標にする。

正答：2

1. 気胸は肺野に肺紋理がみられないエックス線透過性が亢進した領域とその内側に虚脱した肺が見られる。この画像では認められない。
2. 正しい。網状陰影、すりガラス陰影が認められることから間質性肺炎の可能性が高い。
3. 気管切開では胸部エックス線で頸部に気管カニューレが写るがこの画像では見られない。
4. 肺葉切除術後は胸水が貯留する。肺動脈や気管支がしっかり映し出されているがこの画像では見られない。
5. 慢性閉塞性肺疾患では肺野の透過性亢進、横隔膜の平坦化、滴状心などが認められるがこの画像では見られない

正答：2,4

1. 間質性肺炎では乾性咳嗽である。
2. 正しい。拡散障害は間質の線維化しガスの拡散能が低下する。よって低酸素血症を呈する。
3. 呼吸機能検査では拘束性障害を示す。
4. 正しい。胸部単純エックス線写真で線維化を呈する。
5. 間質性肺炎では捻髪音が聴取される。