― 辞めてから気づいた「準備不足」の代償 ―
はじめに|理学療法士を辞めたいと思っているあなたへ
「理学療法士を辞めたい」
「今の働き方を変えたい」
「転職すれば、給料も上がって自由な時間が増えるはず」
かつての私は、まさにそう考えていました。
しかし結論から言うと、転職は想像以上に厳しく、甘くありませんでした。
勢いで辞めたことで、お金・仕事・メンタルのすべてが不安定になり、「これは失敗だったのでは…」と何度も自分を責めました。
この記事では、私自身の実体験をもとに
「理学療法士の転職で失敗する人の共通点」を5つに分解して解説します。
これから転職を考えている方が、同じ失敗をしないための記事です。
共通点①:お金の準備をせずに理学療法士を辞めてしまう
私が最初に直面した最大の問題は、お金でした。
理学療法士として働いていた頃、病院が借り上げていたアパートに住んでいました。そのため、転職に伴って必ず引っ越しが必要になりました。
- 敷金・礼金
- 引っ越し費用
- 家具・家電
- 当面の生活費
「ボーナスをもらって辞めたから大丈夫だろう」と思っていましたが、現実はまったく足りませんでした。
転職活動中は収入がゼロ。
貯金はどんどん減っていき、精神的な余裕も失われていきました。
転職は“辞めた瞬間”からお金が出ていくイベントです。
この認識が甘かったことは、明確な失敗でした。
👉 転職のタイミングについては、
「理学療法士を辞めたい!転職するベストなタイミングとは!?」
で詳しく解説しています。
共通点②:転職すれば給料や自由な時間が増えると思い込んでいる
「エンジニアに転職すれば給料が上がる」
「医療職より自由な時間が増える」
当時の私は、そんなイメージだけで転職を考えていました。
しかし、未経験からの転職では話は別です。
- 即戦力ではない
- 年収はむしろ下がる
- 勉強時間が増える
- 常に評価される環境
現実は、理学療法士時代よりも不安定でした。
「辞めたら楽になる」という考えは、かなり危険です。
働き方が変わるだけで、楽になるとは限らないのです。
👉 一般企業へ転職して「良かった点・悪かった点」は
「理学療法士から一般企業へ転職したい!【辞めてよかった】」
で正直に書いています。
共通点③:資格やスキルを取らずに転職活動を始めてしまう
私は、特別な資格やスキルを持たないまま転職活動を始めました。
結果はどうなったか。
- 何十社も面接を受ける
- 書類で落とされる
- 条件が良い会社がない
- 内定が出ても待遇が微妙
「理学療法士として頑張ってきたのに、なぜ評価されないのか」
そう感じたこともありましたが、今なら理由がわかります。
一般企業では、理学療法士の経験はそのまま評価されないからです。
今振り返ると、
👉 働きながら資格やスキルを取得してから転職すべきだった
と強く思います。
共通点④:派遣・契約社員の仕組みを理解せずに選んでしまう
なかなか内定が出ない中、最終的に私は派遣会社に登録しました。
「とりあえず決まったから安心」と思っていたのですが、ここにも落とし穴がありました。
- 派遣会社に登録=仕事開始ではない
- 派遣先を決めるための面接がある
- 派遣先が決まらないと給料は出ない
この事実を知ったとき、かなり焦りました。
結果的に、働く場所が決まるまで約2か月かかりました。
その間、収入はゼロ。
- 親にお金を借りる
- リボ払いに手を出す
- 将来への不安が膨らむ
「働く=給料がもらえる」
そんな当たり前の感覚が崩れた瞬間でした。
共通点⑤:精神的に余裕のない状態で転職してしまう
お金がなく、仕事も決まらない。
自分の計画性のなさに、どんどん自信を失っていきました。
当時、遠距離の彼女がいましたが、
「こんな状況を知られるのが恥ずかしい」
そう思って、正直に話すことができませんでした。
仕事がなくなると、想像以上に心細くなります。
転職は「キャリアの問題」だけでなく、
メンタル・人間関係・生活すべてに影響する出来事です。
余裕のない状態での転職は、判断を誤りやすくなります。
失敗から学んだこと|理学療法士が転職で後悔しないために
私の失敗から、はっきり言えることがあります。
✔ 働きながら資格・スキルを取得すること
→ 市場価値を高めてから動く
✔ 貯金・生活環境を整えてから辞めること
→ 心の余裕が判断力を守る
✔ 「辞める」より「準備」を優先すること
→ 転職は準備が9割
実際、仕事がなくなった瞬間、
「もっと準備しておけばよかった」と何度も思いました。
まとめ|転職は“辞めたあと”ではなく“辞める前”に決まる
理学療法士の転職で失敗する人には、共通点があります。
- お金の準備ができていない
- 転職後の理想を過信している
- 資格・スキルなしで動いている
- 雇用形態を理解していない
- 精神的に余裕がない
これらはすべて、事前に防げる失敗です。
もし今、あなたが
「理学療法士を辞めたい」と思っているなら、
まずは“辞めない準備”から始めてください。
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