理学療法概論③研究｜PT専門分野別過去問題

正答：5

1. Paired-t検定は2群間で平均値の差を比較する際に使う。
2. 一元配置分散分析は正規分布している3群以上の連続変数で用いられる。
3. Kruskal-Wallis検定は対応ない3群以上の連続変数（正規分布でない）で用いられる、ノンパラメトリック検定である。
4. Mann-WhitneyのU検定は2群を一つにして順位付けを行い、群別に順位の和を比較するものである。
5. Wilcoxon符号付順位検定は一対の標本による中央値の差を検定する。ノンパラメトリック検定。

正答：1,4

1. コホート研究は特定の健康状態や疾病の発生を観察する研究デザインであり、特定の暴露や介入が疾病の発生にどのように関連しているかを調べる際に使われる。
2. メタアナリシスとは過去に行われた複数の研究を統計を用いて傾向を解析する手法である。
3. 無作為化比較対照試験とは症例群と対照群に無作為に分けて比較する手法である。
4. ケースコントロール研究とは症例群と対照群に分け、両群の過去の曝露状況を比較する方法である。観察的研究である。
5. システマティックレビューとはあるテーマに関して一定の基準を満たした研究論文のデータを網羅的に収集し、EBMの検証手順にのっとってまとめる手法である。