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PTOT国家試験

第57回理学療法士・作業療法士国家試験AM共通問題・解説|問56-60

2023年8月30日

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【解説】問56.心臓について正しいのはどれか。2つ選べ。

僧帽弁は二尖弁、右房室弁は三尖弁

僧帽弁は二尖弁である。

右房室弁が三尖弁である。

二尖弁だと綺麗に蓋がされるので逆流が起きづらい。

逆流が起きづらい→動脈系→僧帽弁(二尖弁)

逆流が起きやすい→静脈系→右房室弁(三尖弁)

逆ナン上等「ウボウ」さん

逆三角形の「ウボウ」参上!

で覚えましょう!どちらかで覚えてください(笑)

冠静脈洞は冠静脈の出口

冠静脈洞は冠静脈の出口で右心房に開口します。

心筋へ栄養を送り届けるための冠動脈が冠静脈に流れ、最後に冠静脈洞に流れます。

上大動脈から全身へ送る血液の内、約5%が心筋へ送られます。

上大動脈(左心室)→冠動脈→冠静脈→冠静脈洞(右心房)

「左心室から送り出された血液」は「全身」と「心筋」へ送られ、「右心房」に戻ってくると覚えましょう!

腱索は大動脈弁でなく僧帽弁にある

腱索は僧帽弁を支えるためにあり、僧帽弁と左心室壁をつなぐひも状のものです。

腱索が断裂すると、僧帽弁閉鎖不全の原因となります。

冠動脈は大動脈弓より手前のバルサルバ洞から分岐する

冠動脈は左心室から上行大動脈へ流れてすぐにあるバルサルバ洞にて分岐します。

バルサルバ洞は大動脈弓よりも手前にあります。

前下行枝と回旋枝に分かれるのは左冠動脈(LCA)

前行枝と回旋枝に分岐するのは左冠動脈です。

バルサルバ洞は大動脈弓よりも手前にあります。

第57回理学療法士・作業療法士国家試験

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