運動学②頚部・体幹PTOT共通分野別問題

正答：1

1. 正しい。外腹斜筋は一側の働きで体幹同側側屈、反対側回旋、骨盤の側方傾斜の作用がある。
2. 脊柱起立筋の作用は同側の側屈である。
3. 内腹斜筋は一側の働きで体幹の同側側屈、同側回旋、骨盤の側方傾斜の作用がある。
4. 腹直筋は体幹の前屈と骨盤の後傾の作用がある。回旋の作用はない
5. 腰方形筋は一側の働きで腰部側屈、骨盤の側方傾斜の作用がある。

第59回共通AM71-75問はこちら

正答：4

胸鎖乳突筋は、両側同時収縮と片側収縮で異なる作用を持ちます。

▶ 両側同時収縮：
・頭頸部の屈曲（前屈）
・ただし、頭の位置によっては後頭部を引き上げて伸展的に見える作用もあります（起始部の固定・停止部の可動による）

▶ 片側収縮：
・同側側屈＋反対側回旋