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【キャリアアップに向けて】登録理学療法士を取得するメリット

2023年1月12日

みなさんは登録理学療法士になるために、協会の研修会に参加していますか??

2022年度より「新人教育プログラム」からリニューアルして「登録理学療法士制度」がはじまりました!

「認定理学療法士」や「専門理学療法士」を取得するためには必須となります。

まだ、始まったばかりなので、「登録理学療法士」とはなんぞや!?と思っている方もいるとおもいます。

今回はこの「登録理学療法士」について勉強していきましょう。

この記事を読んでわかること

この記事を読んでわかること

・登録理学療法士の取得の仕方

・登録理学療法士を取得するメリット

登録理学療法士とは?

登録理学療法士とは

・理学療法士となって最初の5年間で定められた研修会等を修了した者に与えられる

・目的は「多様な障害に対応できる「ジェネラリスト」を育成すること」です。

理学療法士協会は、働き始めて最初の5年は義務教育として位置付けています。

以前の「新人教育プログラム」と比較すると修了するための期間が大幅に増え、受講時間も大幅に増加しています。

また、「登録理学療法士」は5年ごとの更新があります。

登録理学療法士を取得するには

「登録理学療法士」を取得するためには、2つの期間に分かれている前期研修(最短2年)と後期研修(最短3年)を受講する必要があります。

登録理学療法士【前期研修】

座学

座学:22コマ(33時間)

・受講費:無料

・PT協会の研修会もしくはeラーニングで受講

・講座がA:初期研修、B:理学療法の基礎、C:理学療法の専門性があります。

それぞれ取得すべきコマ数は決まっています。

座学ではA:初期研修、B:理学療法の基礎、C:理学療法の専門性のそれぞれ6コマずつ取得しないといけません。1コマは90分です。

実地研修

実地研修:32コマ(48時間)

・実際の職務現場で業務を通じて行う教育訓練であり、職場内教育といわれるものです。

・所属施設が実地施設として承認されていて、登録理学療法士がいる場合、所属施設で実地研修を受講することができます。

・他施設での実地研修も可能(見学研修)です。自施設が実地施設として承認されているかどうか確認してみましょう。

自施設が実地施設として承認されているかどうか確認してみましょう。

登録理学療法士【後期研修】

後期研修:座学

・座学:51コマ(76.5時間)

・理学療法士協会主催の研修会、もしくはeラーニングを受講します。

・A:臨床推論、B:臨床疫学、C:領域別研修、D関連領域、E:領域別研修があります。

・eラーニングでは受講できません

・費用:1コマ300円(セット価格;2000円)

取得すべきコマ数は決められています。

  • E:理学療法士協会主催・承認の症例検討会に参加します。そこで発表や聴講を行います。

・F:最近の知見に関する講義を受講します。





後期研修:実地研修

実地経験は3年以上必要

・PT協会に年間「在会」状態でかつマイページに勤務先登録していること

登録理学療法士を取得するメリット

登録理学療法士のメリット

・知識、技術の向上

・認定理学療法士取得につなげられる

・転職や外部の活動で肩書きとして紹介できる

・今後のPTとして他のPTと差別化できる。

認定理学療法士の取得には登録理学療法士を取得していることが必須です。

今後認定・専門理学療法士を取得していることで給与、待遇面で優遇されるようになることがあるかもしれません

その時のために今のうちに準備しておいて損することはないでしょう。

まとめ

どうでしたか?以前の新人教育プログラムより少しわかりづらいところがあるかもしれません。


しかし、しっかりと制度を理解していないと、登録理学療法士の取得が遅くなっていってしまう可能性があります。

いま登録理学療法士取得のために自分がなにをすべきかを見極めて、講義に取り組んでいきましょう!

  • B!