こんにちは。むくたです。
理学療法士の将来性はぶっちゃけどうなのか、このまま働いていて大丈夫なのか、不安に思っている方も多いと思います。
なぜ、理学療法士は将来性があるのか不安に思ってしまうのか、理学療法士として今後も働いていくために何をすべきなのかを一緒に考えていきましょう。
この記事を読んでわかること
この記事を読んでわかること
・なぜ理学療法士の将来性に不安を感じてしまうのか
・理学療法士として働き続けるために今後するべきこと
結論
結論
理学療法士として周りと一緒のことをこなすだけではなくて、なにかプラスアルファでできることを探してみましょう!
それでは詳しく話していきます。
なぜ理学療法士・作業療法士の将来性や需要について不安を感じる人が多いのか
ポイント
理学療法士・作業療法士は年収が低く、昇給が少ない|年収1000万行くの?
この表をみると医療職のなかでみてもリハビリ職は低水準であることがわかります。
給料が低水準な理由として、リハビリ職の平均年齢が他職種と比較して若いからともいうことができます。
年間昇給額が3000~5000円であると考えると、6年間での昇給額は5000円×6=約3万円。
放射線技師の平均年齢の差6年で月給差が5万円と考えるとやはり医療職の中でも給料面は低いです。
理学療法士として働くだけだとほぼ年収1000万はいきません...
理学療法士・作業療法士は増えすぎている|理学療法士国試合格者は毎年1万人
理学療法士は毎年約1万人、作業療法士は毎年約5千人合格しています。
将来のPTOTの就業者数の目安に供給推計というものがあります。
厚生労働科学研究成果データベース:理学療法士・作業療法委の供給量に関する将来推計
65歳以上は定年退職と仮定し、資格の合格率なども今後維持されると仮定したときの将来の医療介護分野に携わるであろう人数の推移です。
この報告によると、2040年まで定年退職する人は少なく、新規登録者の増加分がそのまま全体数の増加につながるだろうと推測されています。
このように、理学療法士・作業療法士は将来的に就業者数は緩やかに増加していくとみられています。
重労働だから
リハビリの仕事をしていると相手を介助する場面は必ず起こります。
また、特に病院で従事していると患者が高齢なことが多いので介助するタイミングが頻繁になります。
そうした介助を長年しているとセラピストの身体にも負担がかかってきて腰を痛くなるかもしれません。
自分が50代になって今のように重介助ができるか不安に思っているセラピストが多いようです。
経験値や努力が評価されにくい
経験値や努力が評価されにくい
・リハビリ職の評価の見える化が難しい
・学会発表や論文投稿は実績としてわかりやすいが、臨床に特化しているスタッフは不利
・取得単位数で評価をすると、正確に評価できないことがある
リハビリ職は基本的に人対人の仕事なので評価が難しいです。
患者さんとも相性がありますので、患者さんからの評価をもとに業務評価を行うのは基準があいまいになってしまいます。
また、取得単位数で評価しようとすると、リハビリ時間内に患者さんの移動時間を含めるセラピストと含めないセラピストだと
移動時間を含めるセラピストのほうが取得単位数が多くなってしまうので、業務評価が偏ってしまいます。
取得単位数で評価しようとすると、
リハビリ時間内に患者さんの移動時間を含めるセラピストVS移動時間を含めないセラピストだと
移動時間を含めるセラピストのほうが取得単位数が多くなってしまうので、業務評価が偏ってしまいます。
常に時間に追われてしまう
時間に追われる理学療法士
・病院経営的には1日最低18単位以上取得しないといけない。
・収益を第一優先に考える病院は週に上限の108単位を課すところも。
・イレギュラーなことが起きた時に単位数を減らすことができない。
・患者によっては時間変更すると怒る人もいる
・患者さんの食事や陰洗の時間を考慮してスケージュールを立てなければならない。
理学療法士はリハビリテーションを患者さんに提供することで収益を得ることができます。
したがって、リハビリ職は1日の単位数にノルマがあります。
一般的には病院経営的に1日に18単位以上取得することが必要とされています。
病院によっては経営のために1日24単位取得を促すところもあります。
患者さんもリハビリだけでなく、食事や陰洗お風呂などの時間もありますので、リハビリ時間を簡単に変更することができないこともあります。
患者さんによっては時間変更することで怒る人や、リハビリ予定時刻になってもリハビリ室に来ない人もいます。
理学療法士は単位数のノルマをこなすためにいかに上手にスケジューリングするかがカギになっている人が多いです。
患者さんをどれだけ良くするかよりも単位を楽にこなすかという考えにいたってしまいます。
将来に向けて理学療法士・作業療法士をやめたいと感じたら
ポイント
自分を他の理学療法士・作業療法士と比較して新規性を意識して働くことが大事です。
多くの理学療法士と自分との違いを明確にする。
他の理学療法士と同じことをしていては多くの人込みの中に埋もれてしまいます。
自分の中でなにか新規性を探し出すことが大事です。
自分の中の新規性がいまいち思いつかない人はこれから意識的に新規性を作っていくことが大切ですよ!
登録理学療法士、認定理学療法士の取得
理学療法士協会では登録理学療法士、認定理学療法士という制度があります。
まだまだ少ないですが、これらの資格を持つことで資格手当がもらえる病院も出てきています。
一般的に知識を深めていることを証明するためにも取得を目指しましょう。
理学療法士・作業療法士以外の資格を取得する
ポイント
・簿記
・ITパスポート
・FASS検定
・ビジネス会計検定
・給与計算実務能力検定試験
・FP技能士検定・
病院の経営は医師が行っている場合も多いので会計や経営に関しての知識が乏しいことが多いです。
いままでも何度か書いていますが理学療法士×〇〇を意識するといいかもしれませんね!
副業をする
本業にプラスして副業をすることで、年収を上げることが可能です。
わたしは月2回の理学療法士バイト、ブログを運営していて、月に5万円程本業以外で収入を得ています。
情報収集のために転職エージェントに登録してみる
転職サイトに登録するべき理由
① 就職活動に最低限必要な情報、ノウハウをたくさん知っている
② 仕事に関しての悩みの相談に乗ってくれる
① 就職活動に最低限必要な情報、ノウハウをたくさん知っている
理学療法士は一般的な就職活動を経験したことがない人が多いです。
大学生の一般職への就職活動期間は1~2年かけて、エントリーすることがざらにあります。
また、何十社も同時にエントリーして選考され、いくつかだけ内定をもらえるという世界です。
理学療法士の就活は1つの病院だけ応募したり、多くても3つほどでしょう。
転職エージェントはそんな就活初心者に対して、就活で注意すべきことや、やるべきことなどをアドバイスしてくれます。
②仕事に関しての悩みの相談に乗ってくれる
転職する際は不安や悩みを持った就活生はたくさんいます。
転職エージェントはそんな就活生の悩みをたくさん聞いています。
あなたと同じ悩みを持った人たちはいままでどういう行動を起こしたのか、どのような道を歩んでいるかなどを教えてくれると思います。
まとめ:セラピストとしての新規性を見つけよう
今後の理学療法士
まわりの理学療法士と比較して新規性を作るべし
理学療法士×〇〇を意識!
自分の中の強みを作っていくべきです!
いまそれが思いつかない人はこれから新規性を意識して生活してみてください!
おのずとなにか行動したくなるかもしれませんよ!