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【なーんだ解決】理学療法士や作業療法士はやめとけといわれる6つの理由|オワコンじゃない

2023年6月27日

「理学療法士やめとけ」とて友達に言われた。。
「理学療法士オワコン」ていうことも聞いたよ。

医療従事者の大部分は、人対人の仕事だから制約を受けるよね。
でも理学療法士の仕事はメリットたくさんある。悪いことばかりじゃないと思うよ!

今回は理学療法士が、

・「やめとけ」と言われる理由

・これからの理学療法士の展望

・理学療法士のありかた

について話そうと思います。

この記事を読むとわかること

この記事を読んでわかること

・"理学療法士やめとけ"と言われる理由

・今後の理学療法士のこれからの展望

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結論:ひと工夫した働き方を目指そう

PT・OTの働き方の例

・病院で働きながら、休日にPT/OT資格を生かして副業

・一般企業に勤めて休日にPT/OTの資格を生かして副業

・自分の強みを極めて得意分野で勝負していく

など

理学療法士という資格は

とても大きな一つの武器ですが、

必ずしも使わなくてもいいです。

むくたは、一般企業に勤めながら、

月に2日~3日程

理学療法士資格を使って副業をしています。

今の生活は自分に合っているなと感じます。

もし、

いまの生活しんどい

仕事行きたくない

などと感じる方は、

働き方を少しだけ工夫してみるといいです!

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やめとけ・オワコンと言われる6つの理由

理学療法士やめとけと言われるのは、

上記の6つを考えながら働いているPTが

一定数いるからです。

待遇が優れている病院などもありますが、

満足のいく待遇を受けえていないPTが多い

のも現実です。

理学療法士はやめとけと言われる6つの理由

について詳しくみてみましょう。

①理学療法士・作業療法士の飽和状態

厚生労働省HPより

上図は厚生労働省が調査した、

過去7年のPT国家試験の合格者数の推移

です。

毎年1万人前後の理学療法士が

誕生していることがわかります。

続いて、病院の病床数の推移のグラフです。

こちらを見ると、平成2年を境に

緩やかに病床数が減少しています。

累計で2021年には

理学療法士有資格者が19万人

と報告されています。

2011年は累計9万人なので理学療法士の数は2倍になっています。

病床数が減少し、PTが増加していくと

飽和状態になっていと予想されます。

②昇給小さく、給料低い

賃金構造基本統計調査より作成

令和5年発表の賃金構造基本統計調査によると理学療法士の平均年収は426.5万円です。

男女別は、

男性:443万円、女性:407.2万円です。

他の医療職種と比較しても理学療法士は

低水準です。

昇給に関しては

昇給額が3000~5000円/月が多いようです。

1年間で月3000円昇給するところが多いようです。

10年働いても

1年目と比較して月給が3万円~5万円ほど

しか昇給しないと考えると

仕事していて辛いですよね。。。

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③サービス残業が多い

厚生労働省の令和元年の調査では

理学療法士の平均残業時間は5時間

と報告されています。

一般企業では

月残業時間30時間以下の会社はホワイト企業

といわれます。

それと比較しても

PTの残業時間は圧倒的に少ない数字です。

しかし、2018年の日本医労連の調査によると

医療職の4人に3人が

「所定労働時間を超えて仕事、

その半数以上は就業前後も働いている」

と報告されています。

また、残業代を「全額請求している」のは、

始業前残業で 9.6%、就業後残業で 32.6%程

としています。

日本医労連の報告はこちら

これはサービス残業が多いといえます。

サービス残業が多い

・PT、OTの平均残業時間は5時間

・所定労働時間を超えて仕事、

 就業前後も働いていて、

 サービス残業している報告があり。

どうしてサービス残業が多いのか

よくある業務後の仕事内容残業を申請できない理由
業務後のカルテ記載やサマリー作成仕事の効率が悪いから業務内に行えてないんでしょ。
勉強会の参加自己研鑽で自主参加だから残業代はでないよ
先輩からのフィードバック私語みたいなものだから残業代はでないよ

リハビリ業務が

・単位ノルマを課されることが多く、書類業務が後回しになる。

・病院としては勉強会は、お金を稼げないから残業代を出したくない。

リハビリテーション科としては、スキル向上のために絶対参加としていることで若手セラピストは不参加を申し出づらいといった声が聞かれます。

④リハビリ単位ノルマがある

時間に追われる理学療法士

・1日最低18単位以上取得

・収益を第一優先に考える病院は
 週に上限の108単位を課すところも。

・イレギュラーなことが起きた時に
 単位数を減らすことができない。

・患者によっては時間変更すると
 怒る人もいる

・患者さんの食事や陰洗の時間を
 考慮してスケージュールを調整

理学療法士はリハビリテーションを
患者さんに提供することで収益を得ます。

したがって、リハビリ職は1日の単位数に
ノルマがあります。

一般的に病院経営的に
1日18単位以上取得することが
必要とされています。

病院によっては経営のために
1日24単位取得を促すところもあります。

患者さんもリハビリだけでなく、
食事や陰洗お風呂などの時間もあるので、
リハ時間を簡単に変更することができない
こともあります。

患者さんによって
時間変更することで怒る人や、
予定時刻になってもリハビリ室に来ない人
もいます。

理学療法士は
ノルマをこなすために
いかに上手に
スケジューリングするかがカギなってきます。

患者を良くするかよりも単位を楽にこなすか
と考えるように
なってしまいます。

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⑤経験値や努力が評価されにくい

経験値や努力が評価されにくい

・リハ職の評価の見える化が難しい

・学会発表や論文投稿は実績としてわかりやすいが、臨床に特化しているスタッフは不利

・取得単位数で評価をすると、正確に評価できないことがある

リハ職は基本的に人対人の仕事なので
評価が難しいです。

患者さんとも相性がありますので、
患者さんからの評価をもとに
業務評価の基準があいまいになります。

また、取得単位数で評価しようとすると
リハ時間内に患者さんの移動時間を含める
セラピストと含めないセラピストだと
移動時間を含めるセラピストのほうが
取得単位数が多くなってしまうので、
業務評価が偏ってしまいます

学会発表や論文投稿は形として実績が残りますので業務評価として扱いやすいですが、
臨床家として特化しているセラピストは不利になってしまします。

取得単位数で評価しようとすると、
リハ時間内に患者さんの移動時間を含めるセラピストVS移動時間を含めないセラピストだと
移動時間を含めるセラピストのほうが取得単位数が多くなるので、
業務評価が偏ります。

⑥感染拡大時の労働環境

感染拡大時の労働環境

・常に自分が感染するリスクがある

・クラスターが発生した際は
 ガウン、ゴーグル、N95を装着して
 汗だくでリハビリ

・N95マスク・ゴーグル着用して
 リハビリをしているところもある。

・外食や外出は最大限感染に留意しないといけない。

患者やスタッフに感染者が判明した場合は、迅速に感染源の特定するために休日でも
連絡が来ます。

クラスターが起きたら、感染していない人のリハビリを提供しないといけないので、
ガウン、ゴーグル、N95マスクを装着して
汗だくになりながらリハビリを提供します。

自分が感染源にならないようにするために、

外食や外出には最大限気を付けますし、

世の中の感染対策が緩んできたとしても

感染対策を行わないとといけません。

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