理学療法士(PT)の悩み
理学療法士の皆さんは指導する後輩はいますか?スーパーバイザーとして学生を指導している方もいるでしょう。後輩が自分の言うことを聞いてくれない。
後輩が自分のいうことを聞いてくれない
後輩がミスばかりする!!
後輩が自分のいうことを聞いてくれない
こんな悩みを抱えている理学療法士多いのではないでしょうか。
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この記事の価値
人間関係に悩むのってとてもストレスですよね。後輩と良い関係になるコツを5選載せました。少しでも皆さんのストレスが軽減したり、後輩との関係も良くなってもらえると幸いです。
【パワハラにならないために】プリセプター(バイザー)として気を付けるべきこと5選
理学療法士としての考え方はセラピストそれぞれちがいます。徒手療法に関してたくさん勉強したい人や内科の患者さんをたくさんリハビリしたい人、研究のスペシャリストになりたい人...などPTによって様々です。
ですが、治療方法や研究業務を強要する病院もあるようです。治療方法に関しては、セラピストごとに考えが違いますし、患者ごとに相性などもあると思いますので、一つの方法を押し付けるのはよくありません。自分と考えが違うからという理由で態度を変えるのはもってのほかです。
リスク管理に関してなどは強くいってもOK!
後輩にはいろいろな選択肢があることを教えるような声掛けをするのがいいでしょう!
【パワハラにならないために】他の同期と比較しすぎない
私が初めに入職した病院では研究が活発でした。研究はやりたい人がやりましょうという風に言われてはいましたが、研究をやらない人は相手にされないような雰囲気でした。
私はそこまで積極的に研究に取り組んでいませんでしたが、私の同期は研究に取り組もうとしていたので、私のプリセプターは同期の子が研究に取り組んでいるからという理由で研究を強要しました。
つまり、私が研究することでプリセプターの評価も上がるわけで、プリセプターは私の意志というよりかは評価しか考えてなかった気がします。本当に同期と比較されるのが嫌でしたし、自分をもっと尊重してほしかったですね。。
【パワハラにならないために】他のスタッフに後輩の苦手な部分を広めない
「〇〇君は患者との会話が下手なんだよね」
「〇〇さんはやる気がみられない」とか後輩のマイナスの情報を他のスタッフに広めてしますと後輩の悪い印象が広まってしまい、その印象にしか見えなくなってしまいます。自分にはマイナスに見えても他のスタッフから見ればそんなにマイナスな印象ではないかもしれません。もし周りに言うときは、ポジティブなことを言うようにしましょう。プラスなことだったら周りも悪い気はしないですし、後輩本人もうれしいと思います。
実習生に対しても同じですね!スーパーバイザーがよく周りに「学生の態度がよくない」や「学生の覚えが悪い」と言っていることをよく目にしました。学生とそこまで接したことがないスタッフの学生への印象が悪い状態から始まってしまいますよね。
後輩や学生の印象操作をしないようにするとよいです。
【パワハラにならないために】後輩に期待しすぎない
「前にも言ったと思うけど」
「どうしてできないの」
「早くできないの」
「覚えが悪い」「どうしてできの」「早くできないの」「覚えが悪い」
たとえば、こんなこと言ってないですか?
「前にも言ったと思うけど」
間違えたことに対して、前に言ったということを前振りとして言葉にする意味は全くないです。先輩が言葉で伝えて後輩が理解していないのは先輩の伝え方が悪いからです。下手な説明を何度もしても一向に理解できません。言葉で伝わらないときは紙に図解してみるなど理解できるように工夫するべきです。新人だととくに、いろんな情報が入ってきすぎてパンクしてしまってる可能性もあります。
「どうしてできないの?」「はやくしてよ」
教えてすぐにできるようには絶対になりません。基本から経験していき、少しずつ応用的な経験をして初めて慣れてきます。もちろん後輩も希望してできないわけではありませんので、このようなことを言われてもストレスしかたまらないですよね。特に自分と後輩を新人を比較するのはもってのほかです。自分の中の基準で考えずに、後輩を基準にして考えるのが大事!
「私も最初はできなかったな」とか
「入職した時は仕事するのに時間かかったな」とかと考える方がいいのではないでしょうか。
どうしてできないかは一緒に考えましょう。
「覚えが悪い」
人格を否定していると捉えられてしまうこともあり、今の時代は禁句です。
なぜ、覚えてくれないのかをかんがえましょう。
・メモを書く暇がないほど次から次へと新しいことを教える
・説明だけで一緒に行っていない。
・専門用語ばかりをつかって説明している。
意識することは「見学」「模倣」「実践」です!
【パワハラにならないために】後輩に対して会社・先輩の愚痴を自分から発さない
自分より先輩の愚痴ってすぐ人に話しちゃいますよね。
でも後輩がそれを聞いてしまうと後輩の先輩の印象がどうしても悪い方へ寄ってしまいます。
どんなことでも、「後輩がどう思うか」であり、意図せず自分の考えを押し付けてしまうかもしれません。
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最後に
理学療法士として4年間働いて様々な上司や先輩、後輩と出会ってきました。それぞれ性格も違いますし、目標としていることもその人それぞれです。大きい心で相手の考えていることを想像しながら働いてみましょう!